‘初心者はここまでマスター!’

騎乗感覚と騎乗姿勢

2011-02-23

「姿勢」というのは非常に重要なポイントです。

どんなにいろいろなことを覚えてもうまくいかない場合は、ここに立ち返って自分の姿勢を確認してください。

鏡や写真や動画など何でもいいので、自分の姿勢を客観的に見ることができれば効果的です。

○良い姿勢(若干胸を張ればもっとよいのですが)
CVRC - Friday 16 December 2005 - Christmas Dressage Show
CVRC – Friday 16 December 2005 – Christmas Dressage Show / andrealindenberg

△前傾姿勢
CVRC - Friday 16 December 2005 - Christmas Dressage Show
CVRC – Friday 16 December 2005 – Christmas Dressage Show / andrealindenberg

△後ろに流れすぎ
CVRC - Friday 16 December 2005 - Christmas Dressage Show
CVRC – Friday 16 December 2005 – Christmas Dressage Show / andrealindenberg

※後ろに傾くと、脚が前に流れてしまいますが、それも良くないです。。

そして、何より重要なのが『重心』です。

私はお尻の両側の坐骨と、恥骨の3点のトライアングルの中心に重心が来るような姿勢をとりなさいと習いました。

文章ではうまく説明できませんが、常歩でも速歩でも駈歩でもこのような姿勢が大事だということは忘れないでください。




発進と停止

2011-02-23

発信

手綱で邪魔をせず(引っ張らない)、騎座(自分の重心と馬の鞍が接しているところ)を緊張させ、馬にまたいでいる両足(脚:きゃく)のふくらはぎで馬のおなかを圧迫すると、馬は前に進みます。

常歩発信ならそれでよいのですが、速歩発進、駈歩発進ではもう少し工夫が要りますが、基本的には「発進」+「速歩」または「発進」+「駈歩」の扶助で速歩発進、駈歩発進ができるのですが、まあこの辺は慣れですね。

停止

手綱を締めて、騎座(自分の重心と馬の鞍が接しているところ)を緊張させ、馬にまたいでいる両足(脚:きゃく)のふくらはぎで馬のおなかを圧迫しながら後傾すると、馬は止まります。

この時、重心がずれているじょうたいだと、馬の4つの肢がきれいにそろいません。

まずはきれいにそろえるところから練習しましょう。うまくってないとそろいませんので。




常歩

2011-02-23

次に常歩です。

この動画のとおり、元気よく馬が前に歩くことが理想です。

そのため、馬が前に行くような邪魔をせず、前に進む扶助を送り続けることが重要です。
ありがちなのが手綱を引っ張っていたり、馬にナメられて変な方向を行ってしまうということですが、上記の注意が不足しているために起こることです。
邪魔をせず、しっかり前に進む命令を出して下さい。

扶助は命令なので、思い切り力を入れればいいというものでもないのですが、馬が言うことを効かないようであればそれなりに強く…など、工夫が必要ですが、その辺は馬によっても違うのでインストラクターの方かどの言うことを聞きましょう。

いろいろうまくやろうと最初のうちは意気込んでしまい身体に力が入ったり固くなったりするのですが、それでは馬が元気よく歩きません。
常歩のときはそういった気持ちで乗るようにしましょう。

と、ここまで余裕を持つまでには、やはり自分の騎乗の姿勢が非常に大切です。
バランスがうまくとれるようになるには相当時間がかかりますので、常に自分の姿勢がまっすぐになっているかを確認する必要があります。




方向転換

2011-02-23

曲がるためにはどうしたらいいか?

開き手綱とか、いろいろやり方はあるのですが、簡単です。

『馬が進みながら曲がるほうに首が曲がれば全体も曲がる』
この原理で馬は曲がります。

開き手綱は、たとえば手綱を左に開いて、馬が左を向くから左に曲がるのです。

逆に開かなくても、右の手綱で右に曲がらないような壁をつくり、左の手綱を緩めてやれば馬は左に行くしかなくなります。

具体的な方法はインストラクターの方が教えてくれますが、このような背景があるということをわかっておくだけでも上達は進むのではないかと思います。




手前

2011-02-23

右手前と左手前

馬に限らず、4足歩行の動物はこの「手前」という考え方があります。

それは、馬が進む時に、必ず左右の肢は非対象になっているので、その違いにより左・右の手前が違うという話が出てきます。

常歩、速歩では、手前による違いというのは実はほとんど見られないのですが、駈歩では全然違ってきます。
右手前の駈歩で右に曲がるのはスムーズですが、左に曲がるのは非常にキツいのです。逆もしかり。

なので、初心者にありがちな「軽速歩の手前がいまいちわかりません」という話も個人的には別にいいような気もしていて、タイミングさえ合えば問題なさそうな気はしています。


↑この動画の5:07あたりから反対駆歩しています。
右周りなのに左手前で駈歩しているのでぎこちない感じになっているのがわかりますでしょうか?




軽速歩

2011-02-23

初心者が最初に乗り越えなくてはならない速歩です。
Jobaみたいな機械的な揺れとは全く違う、下から突き上げられるような反動があります。

初心者はその反動をまともに受けてしまい、バランスが取れなくなってしまうため、その反動を和らげるのと、馬にとっての負担を和らげるために軽速足の動きをとります。

馬の手前と歩用のタイミングに従って、鐙(あぶみ)の上に『1,2』『1,2』と立ったり座ったりする動きが軽速歩になります。

これで、常歩と同じような馬の動きができることが目標です。
慣れてきたら立ち座りしない、座ったままの正反動で速歩を乗れるようにします。

立ったり座ったりしていると、どうしても姿勢が崩れてしまいます。
自分の姿勢がこんな状態になっていませんか?

  ・こぶしが上下に動いている
  ・つま先立ちしている
  ・座る位置が毎回違う
  ・猫背
  ・重心が動いている

こんな状態は、外から見るとやっぱりどこかしらおかしい姿勢です。
カッコ良く騎乗するために姿勢をしっかり整えることが、上達につながります。




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