‘総合馬術競技のルール’

総合馬術競技とは?

2011-02-14

“総合”という名前のとおり、馬場馬術競技や障害飛越競技を含めた総合的な馬術競技を行うものです。

別名「3日競技(Three Day Event)」とも言われ、

・1日目に馬場馬術競技(調教審査)
NRA - Eventing - Dressage Stage - Saturday 22 April 2006
NRA – Eventing – Dressage Stage – Saturday 22 April 2006 / andreavallejos

・2日目にクロスカントリー競技(耐久審査)
NRA - Eventing - Cross country stage - Sunday 23 April 2006
NRA – Eventing – Cross country stage – Sunday 23 April 2006 / andreavallejos

・3日目に障害飛越競技(余力審査)
NRA - Eventing - S/J Stage - Saturday 22 April 2006
NRA – Eventing – S/J Stage – Saturday 22 April 2006 / andreavallejos

と、全3日にわたって行われる競技です。




クロスカントリー(耐久)競技とは?

2011-02-14

この中でも、2日目のクロスカントリー競技が、総合馬術競技のメインとなります。
アリーナで行う人口の障害物を飛び越えるのと違い、起伏の大きい野山の中に障害物や堀、水たまりなどをつくり、走り抜けていきます。

454 Paul Sims on Sunny Boy
454 Paul Sims on Sunny Boy / Smudge 9000

障害飛越競技よりスピードも速く、走行距離も長いことから、人馬ともに強靭で安定した肉体、精神力が必要となります。

乗馬を見る中では最もエキサイティングな競技です。





ホース・インスペクション

2011-02-14

馬場馬術競技、障害飛越競技と異なる部分として、ホース・インスペクション(馬体検査)が獣医師などによって行われる。

総合馬場馬術競技は3日間かけて行う過酷な競技なので、馬の健康を注意するために設けられた仕組みです。

具体的には、

 1.馬場馬術競技(1日目)開始前…通常前日
 2.クロスカントリー競技(2日目)終了後
 3.障害飛越競技(3日目)開始前

の3回行われます。
その際馬にハ行などの異常が見られた場合、失権となってしまいます。

単純に競技の良し悪しだけでなく、馬の健康や体力に気をつけたルールだと言えます。




総合馬術競技のポイント

2011-02-14

人馬の総合的な能力が試される競技だということがまず前提

その名前の通り、総合馬場馬術ということで、単に馬場馬術ができればよい、障害が飛べればよいというものではありません。

実際は、馬場馬術用の馬と障害飛越用の馬は分かれて調教されていることが多く、障害が飛べる馬を馬場馬術もできるように調教するようなイメージです。(総合馬場馬術の馬場馬術競技はそれほど難しいことをやるわけではないので)

もちろん、騎乗者も3日間をかけてすべてをこなさなくてはならないため、技術だけではなく体調管理や忍耐力など別の要素も必要になってくるはずです。

クロスカントリー競技は落ち着きと慣れと運(笑)

馬のテンションが上がってしまうのがクロスカントリー競技。
なので、障害物を前に巻乗りしちゃうと減点されるというルールもあります。
いかに馬を落ち着かせながら飛ばすかというのが重要です。
(人もテンション上がってしまうのですが)

実際クロスカントリー競技を練習できる環境がなかなか無いので…慣れと言われても環境的に厳しかったりするのですが、普通の障害と違ってへんなものがたくさんあります。

こんなのとか
Badminton Horse Trials 1996
Badminton Horse Trials 1996 / Beechwood Photography

水もあります
Badminton Horse Trials 1996
Badminton Horse Trials 1996 / Beechwood Photography

しかも、なぜか皆同じ障害で反抗してしまう「鬼門」と呼ばれている場所もあったりして、なかなか予測がつかない競技です。だから運なんですね。(笑)




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