‘障害飛越競技のルール’

障害飛越競技とは?

2011-02-15

障害馬術競技とも言ったりしますこの競技、馬場内に設置されてある障害物を順番に飛び越して行く競技です。
障害物を落としたり、飛ばなかったりすると減点対象となり、その得点とスピードを競います。

Clean Jump
Clean Jump / ~Duncan~

コース内容は馬場の広さと障害物によって変わりますが、障害物はさまざまなものがありますので、どんな形や色でも驚かずに飛べるような調教・操作が必要になります。




障害飛越競技のコース例

2011-02-15

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<障害物>
① オクサー:高さ110cmx120cm 幅130cm
② 垂直  :高さ125cm
③ オクサー:高さ120cmx125cm 幅130cm
④A 垂直  :高さ125cm
④B 垂直  :高さ130cm
⑤ オクサー:高さ120cmx125cm 幅130cm
⑥ 垂直  :高さ130cm
⑦ オクサー:高さ125cmx130cm 幅130cm
⑧ 垂直  :高さ130cm
⑨ レンガ :高さ130cm
⑩ オクサー:高さ125cmx130cm 幅70cm
⑪A 垂直  :高さ130cm
⑪B オクサー:高さ130cmx130cm 幅120cm
⑪C オクサー:高さ130cmx130cm 幅150cm

↑この内容が書かれてある紙が、試合会場に張られていてそれを選手が見て、見学して、とか行うわけですね。

これだけだとわからん!って人もいるかもしれませんが、要は下の絵の通りに障害を飛んで行くんだなーって考えるわけです。

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障害物

2011-02-15

馬が飛ばなくてはならない障害物は、様々な種類があります。
ここでは一般的なものを紹介します。

垂直障害

地面と飛ぶバーが垂直に設置されている障害。オクサーと違って幅がないものです。
Glen Ellen - Sunday 13 November 2005 - Show Jumping
Glen Ellen – Sunday 13 November 2005 – Show Jumping / andreavallejos

幅障害

垂直障害と違い、高さと幅の両方で飛越に努力を要する障害です。
代表的なものがオクサー障害になります。
Fishbone - Sunday 27 November 2005 - Show Jumping
Fishbone – Sunday 27 November 2005 – Show Jumping / andreavallejos

水濠障害

あまりないですが、飛び越える障害というより水の中を突破するという感じの水濠障害です。
どちらかというと、総合馬術競技のクロスカントリー競技ででてきます。
Water Course-23
Water Course-23 / Axel Bührmann

コンビネーション障害

垂直やオクサーを2、3連続で飛ぶ障害をコンビネーションといいます。
コースの中に障害の番号A、B、Cなどと書かれているのがコンビネーション障害です。

そのほかいろいろ

細かい決まりはいろいろありますが、それを満たす様々な障害があります。

まずはレンガ。
Fishbone - Sunday 27 November 2005 - Show Jumping
Fishbone – Sunday 27 November 2005 – Show Jumping / andreavallejos

大きな横木?
Iggy jumping a log
Iggy jumping a log / Thowra_uk




減点基準とタイム(速度)

2011-02-15

基準の種類

障害飛越競技の採点基準は、大きく標準競技(基準A)とスピード&ハンディネス(基準C)の2つがあります。

標準競技は、規定で定められたタイム以内に、障害物を落下させたり、馬が障害物の前で止まったり避けたりする(不従順)などを行うことなくゴールする競技です。
タイムの速い遅いではなく、減点が少ないかを競い、同点の場合はもう1競技(ジャンプオフ)が行われる場合もあります。

一方、スピード&ハンディネスでは、減点ではなくタイムが加算されるような仕組みで、より速いタイムでゴールできるかを競います。

採点方法

規定で定めている採点方法は以下の通りです。

採点基準 基準A方式での採点 基準C方式での採点
1回目の不従順 4点減点 減点無し
2回目の不従順 失権 失権
障害の落下 4点減点 4秒加算
水濠障害での着水 4点減点 4秒加算
馬の転倒、落馬、人馬転倒 失権 失権
不従順とそれに伴う
障害物の落下及び移動
4点減点と6秒加算 6秒加算
規定時間の超過 4秒につき1点
制限時間の超過 失権 失権

※コース全長やジャンプオフなどにより、また若干異なります。

落下・不従順の種類

俗に「反抗」とも言ったりする不従順ですが、こういうことになったら減点ですよ、というお話を。

障害物の落下・・・減点4
Glen Ellen - Sunday 13 November 2005 - Show Jumping
Glen Ellen – Sunday 13 November 2005 – Show Jumping / andreavallejos

拒止(障害物を飛ばないで止まる)・・・1回目減点4、2回目失権
逃避(障害物を飛ばないで避ける)・・・1回目減点4、2回目失権
Putting on the brakes
Putting on the brakes / sskennel

他に、以下のようなルールがあります。
・巻き乗り不従順・・・1回目減点4、2回目失権:走行中45秒間継続して反抗すると失権
・規定時間オーバー・・・4秒ごとに減点1
・落馬、馬の転倒、経路違反・・・失権

Scary Fall
Scary Fall / carterse

昔はよく落ちましたなあ。




障害馬術競技のポイント

2011-02-15

障害を飛ぶのは馬ですから

馬に乗っている自分が飛ぶのではなく、馬が飛ぶんです。つまり、

 ・馬が飛ぶのを邪魔しない
 ・馬が飛ばざるを得ない状態にする

ということが非常に重要です。

気をつけて考えてみてください。

 ・手綱を引っ張りすぎていませんか?(←邪魔してる)
 ・自分の姿勢がバタバタしていませんか?(←馬に不安を与える)
 ・馬のテンションは上がっていませんか?(←飛ぶんだという気にさせる)
 ・馬の首がまっすぐ障害の方向に向けていますか?(←左右に曲がっていると障害を避けてしまう)

などなど・・・いろいろあるのですから。

イメージはバネ

飛ぶ前は詰めて詰めて…飛ぶ時に一気にはじけてもらうイメージが大切です。

具体的には、「障害に突入する前はできるだけ歩幅を収縮してバネをためて、飛ぶときに解放する」
そうすることで、馬が前ではなく上に飛ぶようになります。

Fishbone - Sunday 27 November 2005 - Show Jumping
Fishbone – Sunday 27 November 2005 – Show Jumping / andreavallejos




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